PL型巡視船えちぜん、敦賀初入港

PL型巡視船えちぜん、敦賀初入港

ニュース画像 1枚目:巡視船えちぜん
© 海上保安庁
巡視船えちぜん

第八管区海上保安本部の敦賀海上保安部に2020年8月11日(火)、PL型巡視船「えちぜん(PL-92)」が初めて入港しました。船名「えちぜん」は、「越前岬」に由来しています。この「えちぜん」は、総トン数1,500トンのくにがみ型巡視船で、7月30日(木)に就役しました。敦賀海上保安部では、5月15日(金)に就役した「つるが(PL-91)」と同じ大型船です。

巡視船「えちぜん」は、配属替えとなった巡視船「えちぜん(PM25)」の350トンと比べ4倍で、遠隔監視採証装置、遠隔放水銃、停船命令等表示装置などを備えるほか、船尾部分にヘリ甲板も設けられています。全長96メートル、幅11.5メートルです。この主要装備は、「つるが」と同じです。

海上保安体制の強化として導入された船舶で、特に日本海側における北朝鮮漁船による違法操業、さらに水産庁船舶への衝突事案に対応するため監視活動に従事し、これまでと同様に人命救助などにあたります。

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