IAI、天津貨運航空に初の737-700貨物改修機を引き渡し

IAI、天津貨運航空に初の737-700貨物改修機を引き渡し

ニュース画像 1枚目:天津貨運航空 737-700貨物改修機
© Haite Group
天津貨運航空 737-700貨物改修機

イスラエルのIAI傘下のアビエーション・グループは2020年10月1日(木)、中国の天津貨運航空に初めてボーイング737-700貨物機を引き渡しました。旅客機から貨物機に改修された737-700Fを中国で運航するのは、これが初めてです。

この改修作業は、737-700と737-800の追加型式証明の取得で提携する中国の海特集団(Haite Group)とのパートナーシップ契約に基づき、天津のMRO施設で実施されました。IAIと海特集団は2017年から提携関係にあり、中国をはじめ世界各国で増加する貨物機の需要に対応しています。

また、2020年はEC市場の成長とそれに伴う貨物機の需要の高まり、新型コロナウイルスの影響から、貨物機の需要が高まり、世界経済を支える機材となっています。

ナローボディ貨物機の多くは、737のうちクラシックモデル、特に737-400をベースにしています。ただし、そのライフサイクルは終わりに近づいており、737-700、737-800を中心とした737NGの貨物機が登場してきています。737NGは、クラシックと比べ機体性能、アビオニクス、燃費が向上しています。

メニューを開く