陸上自衛隊は2020年12月8日(火)、鹿児島県知事からの要請を受け、新型コロナウイルス患者をCH-47JAで空輸しました。鹿児島県知事が那覇駐屯地の第15旅団に対し、徳之島から鹿児島市内へ新型コロナウイルス陽性者9名の支援を依頼し、同日中に災害派遣として対応が完了しています。
また、鹿児島県知事からの要請で12月6日(日)、海上自衛隊第1航空群のUH-60で、屋久島から鹿児島市内まで、新型コロナウイルス患者1名を空輸しています。
鹿児島県の離島での患者輸送に伴う災害派遣は、7月24日(金)、7月25日(土)、7月31日(金)、11月4日(水)、11月6日(金)にも第15旅団と第1航空群が対応しており、計8件の輸送を実施しています。
コロナ患者、陽性者の空輸では、北海道、東京都、長崎県、鹿児島県、沖縄県の5都道県、計13件で災害派遣に対応しています。いずれの場合も、離島から本土への輸送が実施されており、陸自と海自のCH-47JA、UH-60、P-1が使用されています。