ZIPAIR、成田/ホノルル線を運航開始 JALと貨物コードシェアも

ZIPAIR、成田/ホノルル線を運航開始 JALと貨物コードシェアも

ニュース画像 1枚目:ZIPAIR イメージ (sepia2016さん撮影)
© FlyTeam sepia2016さん
ZIPAIR イメージ (sepia2016さん撮影)

中距離路線を運航する格安航空会社(LCC)のZIPAIR(ジップエア)は2020年12月19日(土)、成田/ホノルル線に就航しました。新型コロナウイルス禍の中、これまでに成田発着でバンコク、ソウル・仁川線の国際線を就航しています。ホノルル線は3路線目で、すでに運航する路線と同じく、日本航空(JAL)と貨物コードシェアも実施します。

初便は機体記号(レジ)「JA825J」を使用し、成田国際空港の第1ターミナル、26番ゲートから26名の乗客を乗せて出発、約6時間を切る飛行時間でホノルルに到着しました。折り返しのZG001便は約9時間のフライトで12月20日(日)、定刻前の14時10分に24番ゲートに到着しています。

ZIPAIRは年末年始にかけてハワイを訪れたいと思う旅客へのアクセス手段の提供を開始しました。旅行に不安を抱える段階であるものの、ハワイ州では日本人旅行者に対しては、コロナの検査・陰性証明書の提示で隔離は求められません。ただし、日本帰国時には14日間の隔離が要請されています。

コロナ感染者数が日本国内で増加しつつあり、多くの人が訪れようと考える時期ではないものの、ZIPAIRは出発前と帰国後のPCR検査、出発時の車預け入れサービスと帰国時の空港へ車両の輸送サービスを組み合わせた予約オプションを用意し、旅行する環境を整えています。航空券はビジネス相当のZIP Full-Flat Valueが59,800円から、エコノミー相当のStandard Valueが19,800円から、販売しています。

なお、JALは、ZIPAIRが運航する787のベリースペースを使い、バンコク、ソウル線と同様に貨物スペースを販売しています。旅客だけでなく、貨物輸送を含め、日本/ハワイ間を結びます。

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