GECAS、737-800の旅客機から貨物改修機 納入40機超に

GECAS、737-800の旅客機から貨物改修機 納入40機超に

ニュース画像 1枚目:アトラン・アヴィアトランスの737-800P2F
© GECAS
アトラン・アヴィアトランスの737-800P2F

GEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)は2021年7月29日(木)、旅客機から貨物機に改修するボーイング737-800P2Fプログラムで40機を超える貨物改修機を顧客に納入したと発表しました。GECASは平均で月1機の737-800P2Fを顧客に引き渡ししています。最近では、ロシアのアトラン・アヴィアトランス・カーゴ・エアラインズ(ATRAN)へ2機、さらに顧客名非公表の4機が納入されています。

ATRANは4機の737-800P2Fを保有しており、9月にさらに2機の同機種を追加する予定です。世界各地でeコマースが拡大し、迅速な輸送ネットワークの確保が重視されています。その需要に対応し、航空会社へ信頼性の高い貨物改修機の提供により、顧客は機齢の古い貨物機を更新し、各社の戦略を支援しています。

GECASは2003年から、旅客機を貨物機に改修するP2Fプログラムを展開。これまでにワイドボディ機のボーイング747型とボーイング767型、ボーイング737クラシックなどで、顧客に機材を供給してきました。現在は737-800BCFに加え、イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)と共同プログラムも777-300ERSFを展開しています。現在、顧客からの発注で100機超のP2Fの確定とオプションを獲得しています。

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