ボンバルディア、1,000機目の「グローバル」納入

ボンバルディア、1,000機目の「グローバル」納入

ニュース画像 1枚目:グローバル7500 イメージ
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グローバル7500 イメージ

ボンバルディアは2021年12月2日(木)、1,000機目の「グローバル」を納入しました。大きな節目の機体は、ネットジェッツ向け20機のグローバル7500として初めての引き渡しでした。「グローバル」は1990年代から開発が始まり、「グローバル・エクスプレス」が1999年に引き渡しされ、大きな節目の達成となりました。

グローバル7500は航続距離14,260キロメートル(km)で、ニューヨークから北京、またはサンフランシスコからシドニーまで給油のために着陸することなく、直行で飛行できます。ネットジェッツが保有・運航する機種の中でも最も静かなビジネスジェットで、引き続き19機が納入されます。

グローバル7500は開発段階では「グローバル7000」の名称でしたが、飛行試験で航続距離7,700海里、約14,260キロメートルを達成したことを受け、その距離を反映する名称に変更、販売されています。

ニュース画像 1枚目:ネットジェッツに引き渡しされたグローバル7500
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ネットジェッツに引き渡しされたグローバル7500

機内は、リビング並みの広さを確保した空間を4箇所に設けることができ、フル完備のキッチンを搭載しており、快適性とデザイン性に優れ、販売時には各種デザイン部門で表彰されています。最先端のキャビンエンターテインメントシステムと高速通信でストレスなくコンテンツを楽しむことができる通信設備も装備されています。

さらに、第三者機関から二酸化炭素の排出量、騒音、水消費量、その他の主要な環境影響指標など、製品のライフサイクルに透明性のある環境情報を開示する取り組みで環境製品宣言(EPD)が最高レベルの国際ISO規格1に準拠していると認定されています。

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