米航空会社、マスク着用義務を撤廃 ようやくコロナ・エンデミックへ

米航空会社、マスク着用義務を撤廃 ようやくコロナ・エンデミックへ

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空 サンフランシスコ → ホノルル 2020年11月搭乗 写真:搭乗時の写真一般 (gratiii738さん撮影)
© FlyTeam gratiii738さん
ユナイテッド航空 サンフランシスコ → ホノルル 2020年11月搭乗 写真:搭乗時の写真一般 (gratiii738さん撮影)

アメリカ運輸保安庁(TSA)は2022年4月18日(月)、即日発効の対応としてマスク着用を任意にすると発表しました。フロリダ州での裁判で公共交通機関のマスク着用義務を取り消した判断を受けた対応です。アメリカ国内の空港職員、乗務員だけでなく、旅客を含めて機内でのマスク着用は義務ではなく、任意になりました。マスク着用はコロナ禍の象徴でもあるだけに、その終わりとなるエンデミックに入った姿と見ることができます。日本に定期便を運航するユナイテッド航空をはじめ、アメリカン航空、デルタ航空、ハワイアン航空が揃ってマスク着用義務の終了を発表しています。

この発表を受け、4月19日(火)から運航乗務員、客室乗務員ともにサービス時間帯、旅客との対応などの際に、マスクは着用せず、コロナ前のサービス体制に戻ります。アメリカ国内線は乗務員の着用義務は無くなります。国際線は到着国の状況によっての対応ですが、アメリカを離発着する時点でマスク着用の必要はありません。

なお、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は公共交通機関ではマスク着用を推奨しています。各社とも乗務員がマスク着用を望む場合には、認めます。また、搭乗客も機内でマスク着用の必要はなく、コロナ前と同様に任意になります。

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