日本航空(JAL)は、2022年6月11日(土)に羽田から北海道・帯広に向かうパイロットが「本気」で企画した日帰りチャーターフライトを運航します。帯広に向かう航路、帯広での体験企画など、パイロットがその職務をわかりやすく伝え、ボーイング737型や航空ファンが満足できるこだわりポイントが詰め込まれた企画で、ツアーとして販売されています。
出発地は羽田で、帯広までは通常のパイロット2名に加え、解説担当のパイロットが乗務し、巡航中にボーイング737型の特徴や、コクピットの仕事風景などを紹介しながら、目的地の帯広空港へ向かいます。航路は、雄大で美しい日高山脈の上空を通過する予定で、天候によっては太平洋に出て女満別方面から南下するルートも計画されています。
帯広では、航空大学校帯広分校の訪問と搭乗してきた駐機中のボーイング737型の見学時間が設けられています。航大では職員、航大出身の737運航乗務員が卒業生ならではのエピソードも交えて見学します。737の見学では、整備士、客室乗務員・運航乗務員が案内し、客室乗務員と一緒にアナウンス体験、運航乗務員とコクピット内の見学などの時間が設けられています。さらに、ボーイング737型の運航乗務員によるトークショーが実施され、模擬ブリーフィングも実施されます。安心・安全の空の旅を実現するため、パイロットが出発前の確認・準備の様子など、実際にブリーフィングの場にいるような雰囲気で楽しめます。
なお、ツアーでは、帯広名物の豚丼や十勝発のこだわりスイーツ「トカチカラ」の十勝大福が提供されるほか、搭乗証明書、JALオリジナルグッズのプレゼントが用意されています。チャーター便は往路が羽田発11時30分、帯広着14時15分、復路は帯広18時30分、羽田着20時の予定です。
ツアーの料金は、ビジネスクラス利用2席2名分が134,000円、エコノミークラスの窓側から3席3名利用が141,000円、中央・通路側1席利用は47,000円、翼の上通路側または中央席1席1名利用が37,000円です。