ボーイング、787の納入再開 1年4カ月ぶり

ボーイング、787の納入再開 1年4カ月ぶり

ニュース画像 1枚目:アメリカン航空に納入されたボーイング787
© American Airlines
アメリカン航空に納入されたボーイング787

ボーイングは2022年8月10日、アメリカン航空に787-8型機(機体記号:N880BJ)を納入しました。ボーイングによる787の納入は、2021年4月以来、1年4カ月ぶりです。

アメリカ連邦航空局(FAA)は、2021年5月に787の安全性に関連する点検方法が規則に準拠しているか判断するためボーイングに追加情報の提出を指示し、それ以降、納入が停止されていました。FAAは2022年8月に入り、ボーイングが787製造工程で検査、対象機の改修を終えたとして、納入再開を認める方針を示していました。

再開の1機目となったアメリカン航空の787-8型機は、製造工場のあるチャールストン国際空港から、サザンカリフォルニアロジステクス空港に輸送されました。今後、整備などを経て、定期便に投入されます。アメリカン航空はこの機体のほか、2022年中に9機を受領する予定です。また、ルフトハンザドイツ航空も2022年中に同社初のボーイング787を受領します。

ニュース画像 1枚目:離陸するアメリカン航空の787-8
© American Airlines
離陸するアメリカン航空の787-8
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