台湾は2022年8月15日から、新型コロナウイルスの水際対策で提出が求められていたPCR検査の陰性証明書が不要になります。中央流行疫情指揮センター(CECC)は、多くの国が搭乗前PCR検査の陰性報告書の提出を不要とする水際対策の緩和を受け、台湾も同様の措置を講じると決定しました。ただし、台湾入境前に陽性となった場合、検査日から7日間は搭乗を控えるように求められています。
台湾に向かう前には、在宅検疫期間の待機場所の確保、指定のシステム上で登録手続きを済ませる必要があり、入境時は空港で唾液PCR検査、入境後3日間の在宅隔離とさらに4日間の自主防疫などの水際措置は、これまで通り継続されます。また、台湾は観光目的の入国は引き続き禁止されています。
なお、国際線利用者向けの水際対策は、7月中旬から乗り継ぎ客にも求めていたPCR検査の陰性証明が免除され、乗継便を利用できるようになっています。