いよいよサッカーワールドカップ(W杯)・カタール大会が2022年11月21日(月)午前0時(日本時間)に開幕します。開催国は中東のカタール、首都はドーハです。成田空港からドーハまでの飛行時間は、約12時間〜13時間。日本からは遠いイメージのあるカタールですが、実際どんな国なのか気になる人も多いでしょう。飛行機に関していうと、フラッグキャリアはカタール航空。ハブ空港となるのはハマド国際空港です。フライチームには、関連する搭乗レビューが175件投稿されています。その中から、写真と搭乗レビューをいくつかご紹介します。
空から見る大都市ドーハ
ドーハは、近代的な高層ビルが建ち並ぶ国際的な大都市です。ペルシャ湾に面した美しいビーチや、周辺には広大な砂漠もあります。
早朝５時に到着して乗り継ぎでミュンヘンに向かいます。 ドーハの海は砂が白いのでエメラルド色になります。
離陸して、空港のある湾の反対側を見たところ。部分的に高層ビルがニョキニョキ立ち並ぶ、人工的な都市。
高層ビル群。 羽田からの乗り継ぎでマドリードまで飛びました。
ウエストベイ辺りのビル群が見えます。カタールのドーハからタンザニアの商都ダルエスサラームまで飛びます。日中の時間帯ということもあって窓外には中東やアフリカらしい風景が広がるので景色を眺めていて飽きることはありません。 食事の時間以外はずっと窓に額を付けていたぐらい楽しかったです。
ハマド国際空港は広くて、ラウンジが豪華
ハマド国際空港は2本の滑走路と22平方kmの敷地を持つ大きな空港です。ターミナルのシンボルとなっているのは、「ランプ・ベアー」という、大きなランプを背負った黄色いクマのオブジェ。また、カタール航空のラウンジは、施設の広さ、設備の豪華さ、サービスの充実度が素晴らしいと利用者から高評価を得ているとのこと。
黄色いクマさんにあいさつして搭乗口へ向かいます。
チケット見せて巨大なテディベアの後方にあるラウンジに向かいます。そこは今まで体験したことのないぐらい広い開放感のあるホテルのロビーのようなラウンジで、なんと池まであります。
ガラスで区切られたダイニングスペース。この奥にシャワーや仮眠室があります。Al Mourjan Loungeで飲んで、食って、眠って過ごす。ファーストクラス乗客用のAl Safwa Loungeの豪華さには圧倒されたが、ビジネスクラス乗客用のAl Mourjan Loungeもかなりのもの。さすが中東御三家の力は違うと思い知らされた。
質素なビジネスホテルの一室といったところでしょうか。ベッドで横になれるだけで充分なので文句ありません。 ドーハで乗り継ぎのため市内へ出ることなく、空港のラウンジで一夜を明かすことに。たどり着いたAl Safwa First Loungeで部屋が空いていることを確認して案内を受ける。部屋は簡素なホテルの一室といった感じで、それなりの広さと設備が備わる。シャワーで汗を流し、おまけに朝までベッドで横になれるというのはありがたい。
カタール航空は世界一の航空会社
カタール航空は、スカイトラックス社の「The World’s Top 20 Airlines in 2022」で7回目の1位を取得。空港の品質と機内の座席、アメニティ、飲食物、機内エンターテインメント、清潔さおよびスタッフサービスが評価され、世界最高評価の5つ星認定を受けています。
特に利用者から評価されているのは、ファーストクラスのようなビジネスクラスをコンセプトに開発された「Qsuite」。1-2-1の配列でドア付きのプライベートな空間に、約2ｍのフルフラットベッドとなる座席、ゆったりとした収納スペース、約56cmの大型モニターが完備されています。
ビジネスクラス「Qsuite」
QSuiteの全体はこんな感じ。前向き席と後ろ向き席が並び、中央側を4人で乗れば4人で顔を合わせて食事、会談などが出来る様になってます。
今回の旅行の乗り物の目玉の一つであるカタール航空のQSuiteに乗りました。今回はA350のQSuite仕様の便に乗れました。座席（と言うより個室）、機内食、客室乗務員・地上職員の対応、エンターテイメントシステムいずれも満足でした。
中央列の隣り合わせ席です（後ろ向き）。前後は前向きの隣同士が離れた配置の座席になります。
Qsuiteと呼ばれる個室型のシートで、安心してくつろげるという点では間違いなく最高のビジネスクラスではないでしょうか。今回利用したのは機体中央列、後ろ向きではありますが隣席と一緒に倒すとダブルベッドになる座席で、約12時間のフライトが最高の思い出になりました。まだ乗っていたいと感じたシートは初めてかもしれません。
ファーストクラス
横幅、奥行き、落ち着いた空間、どれ一つとってもFクラスに相応しい座席です。
今回は今まで食べたことがないものということで、パンケーキを選びました。
広い化粧室はずっといてもいいと思えるぐらい快適です。
最新機材 A350-1000
キャビンは787以上に広々。液晶も大きいし収納も多数。
シートバックモニターはシンプルで使いやすいデザインで、各コンテンツも不自由なく使うことができました。機外カメラは3方向を見ることができます。
ワールドカップ 特別塗装機
カタール航空では、ワールドカップの開催を記念して特別塗装機「FIFAワールドカップ・カタール2022」を3機運航しています。日本へも投入されているので目にする機会があるかもしれません。
もっとじっくり読んでほしい！引用した搭乗レビューリスト
まだまだ紹介したい写真や続編の搭乗レビューがたくさんあります。今回引用した搭乗レビューをご紹介しますので、ぜひ全編ご覧ください。
【やまそらさんの搭乗レビュー】2020/02 羽田(東京) → ハマド(ドーハ)
「スペイン旅行① 東京[HND]→ドーハ[DOH]」
【gomaさんの搭乗レビュー】2020/02 ハマド(ドーハ) → ミュンヘン
「乗継ぎ便でこの先６時間かかりますが40€のワインが…」
【gomaさんの搭乗レビュー】2020/01 ハマド(ドーハ) → 仁川(ソウル)
「10時間超の便なのにQ-Suiteじゃ無いなんて… 旧式Cクラスシートによる深夜便です」
【planetさんの搭乗レビュー】2020/01 ハマド(ドーハ) → ヒースロー(ロンドン)
「ワンワールド6大陸世界一周 5/16 乗り継ぎで一夜を明かすラウンジの一室はホテル並み」
【planetさんの搭乗レビュー】2019/12 ハマド(ドーハ) → 香港
「残念 Qsuiteじゃなかった」
【じぃじ＆ばぁばさんの搭乗レビュー】2019/06 ハマド(ドーハ) → チューリッヒ
「じぃじの世界一周 パート２ ＃６」
【HeinkelCCCPさんの搭乗レビュー】2019/06 成田(東京) → ハマド(ドーハ)
「カタール航空のQスイートで成田からドーハまで！」
【とらとらさんの搭乗レビュー】2017/08 ハマド(ドーハ) → マドリード
「LATAMもどきでマドリードへ」
【マッペケさんの搭乗レビュー】2011/01 ハマド(ドーハ) → ダルエスサラーム
「アフリカの風景を堪能できる楽しいフライト」