F-15Eストライクイーグルが嘉手納に！4月22・23日「アメリカフェスト」で見られるかも？

配信日： 2023/04/10 16:01
飛来情報防衛/軍事活動・訓練

嘉手納基地へ到着したF-15E

沖縄県の嘉手納基地に司令部を置くアメリカ空軍の第18航空団は、2023年4月8日、アメリカのシーモア・ジョンソン空軍基地(SJ)に所属するF-15Eストライクイーグル戦闘機が、嘉手納基地に到着したことを発表しました。嘉手納基地では機体の老朽化に伴い、F-15C/Dイーグル戦闘機が段階的に退役することが決まっており、今回飛来したF-15Eは同基地に暫定配備される可能性があります。

嘉手納基地へ到着したF-15E

今回飛来したF-15Eは、F-15シリーズの中でも空対地攻撃性能を高めた、戦闘爆撃機です。基本的に複座式(2人乗り)戦闘機で、後席には兵装システム士官が座ります。

嘉手納基地の戦闘機配備にあたっては、アメリカ空軍所属のさまざまな戦闘機が入れ替わり立ち代わり配備されています。現時点では3月28日に飛来したF-35AライトニングII戦闘機と、今回やってきたF-15E、以前から同基地に配備されていた残りのF-15C/Dが連携して任務を行っているとのこと。4月頭まで滞在していたF-22Aラプター戦闘機と、F-16CMファイティングファルコン戦闘機は、7日までに帰還しています。

第18航空団はこうした戦闘機の展開を通じて、「騒音軽減に関する日本政府との該当する二国間協定を引き続き遵守すること。すべての乗組員は、現地の騒音軽減手順について説明を受け、現地への影響に十分な考慮を払い続ける」としています。