エアバスは2023年4月7日に、100機目となるエアバスA330-900neo型機をドイツのレジャー航空会社コンドルへ引き渡したことを発表しました。コンドルは16機を発注中で、今回引き渡された「機体記号:D-ANRJ」は5機目です。
コンドルは、機体全体がストライプ(縦の縞模様)のデザインを採用しています。今回引き渡された「D-ANRJ」は5色あるうち、ビーチをイメージしたベージュ色。このほか「島」をイメージした緑、太陽をイメージした黄、海をイメージした青、情熱をイメージした赤のカラーリングが在籍します。
A330-900neoは、A350向けに開発された新しい技術や仕様を、A330-200・A330-300の後継機として開発されました。2018年にローンチカスタマーであるTAPポルトガル航空へ引き渡して以降、現在では世界で22社が同型機を運航中。2022年だけで、8社へ23機を引き渡していますが、2024年までには現在の月産約2機から4機へ増やすことを計画しています。