日本航空(JAL)は2023年5月2日、ボーイング767を使用した貨物専用機の運航を2023年度末から行うことを発表しました。同社が貨物専用機の運航を行うのは、13年ぶりです。
具体的には、JALが保有する旅客型767-300ERを3機改修し、貨物専用機767-300BCFとして、東アジアを中心とした路線への投入を計画。貨物専用機の導入により、高まる貨物需要に応え、将来的に国内線でも運航したいとしています。
JALでは、1959年から50年近く貨物専用機を運航していましたが、会社更生手続きの一環で2010年に運航を終了。以降は床下貨物室(ベリー)のみで貨物事業を継続していました。767貨物専用機の運航は、2007年から2010年の3年間だけ行っており、銀色に輝くポリッシュド・スキン(ベアメタル)の機体で注目を集めていました。
■ JALが過去に運航した767-300貨物機
機体記号 | 型式 | 運用期間 | 状況 | JA631J | 767-346F/ER | 2007/06 〜2010/12 | 抹消 |
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JA632J | 767-346F/ER | 2007/09 〜2010/11 | 抹消 |
JA633J | 767-346F/ER | 2007/10 〜2010/09 | 抹消 |