羽田空港 機体接触トラブル、タイ国際航空=欠航・エバー航空=台北・桃園へ代替便

羽田空港 機体接触トラブル、タイ国際航空=欠航・エバー航空=台北・桃園へ代替便

ニュース画像 1枚目:右主翼端の“ウィングレット”上部が損傷したタイ国際航空「HS-TEO」 羽田空港 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X
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右主翼端の“ウィングレット”上部が損傷したタイ国際航空「HS-TEO」 羽田空港 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X

羽田空港で2023年6月10日午前、タイ国際航空のバンコク行きTG683便と、エバー航空の台北(松山)行きBR189便がA滑走路手前の誘導路で接触するトラブルが発生しました。この影響でA滑走路は閉鎖され、多くの運航便に遅れが発生しました。

ニュース画像 1枚目:TG683便として接触前に羽田空港を出発するタイ国際航空「HS-TEO」 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X
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TG683便として接触前に羽田空港を出発するタイ国際航空「HS-TEO」 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X

この接触により、TG683便のエアバスA330-300型機「機体記号:HS-TEO」右主翼端の“ウィングレット”が損傷。BR189便のエアバスA330-300型機「B-16340」の左水平尾翼“ホリゾンタル・スタビライザー”にも損傷が発生しているとみられ、両機ともに11日現在も、羽田空港に駐機されています。

ニュース画像 2枚目:羽田空港A滑走路手前の誘導路上で停止する両機  2023年6月10日撮影 HS-TEO エアバスA330-343X タイ国際航空
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羽田空港A滑走路手前の誘導路上で停止する両機  2023年6月10日撮影 HS-TEO エアバスA330-343X タイ国際航空
ニュース画像 3枚目:羽田空港A滑走路手前の誘導路からトーイング(牽引)されるタイ国際航空「HS-TEO」 羽田空港 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X
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羽田空港A滑走路手前の誘導路からトーイング(牽引)されるタイ国際航空「HS-TEO」 羽田空港 2023年6月10日撮影 エアバスA330-343X
ニュース画像 4枚目:トーイング(牽引)後、並んで駐機するタイ国際航空(右)とエバー航空(右から2機目)のエアバスA330-300型機
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トーイング(牽引)後、並んで駐機するタイ国際航空(右)とエバー航空(右から2機目)のエアバスA330-300型機

この影響により、TG683便は欠航。タイ国際航空によると、羽田空港では降機した搭乗客へ飲み物と食事を提供し、ホテルの手配や振替便の手配を行いました。

BR189便から降機した搭乗客は、空港内で待機。定期便であるBR190便として、20時40分に台北(松山)から到着した「B-16331 (ハローキティジェット バッドばつ丸 ファントラベルジェット)」を、夜間駐機させずに代替機として折り返して運航させました。しかし、台北到着予定時刻が「台北松山空港」の運用時間外となると見込まれたため、目的地を「台湾桃園国際空港」としました。羽田空港第3ターミナルを運営する、日本空港ビルデング社と東京国際空港ターミナル社によると、約12時間遅れの22時35分に羽田空港を出発しています。

ニュース画像 5枚目:代替機として運航されたエバー航空「B-16331」 羽田空港 2023年4月23日撮影 エアバスA330-302X
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代替機として運航されたエバー航空「B-16331」 羽田空港 2023年4月23日撮影 エアバスA330-302X

ちなみに、日本航空(JAL)・全日本空輸(ANA)・チャイナエアライン・エバー航空が運航する羽田発着の台北線は、「台北松山空港」を使用。深夜早朝に発着するピーチ・タイガーエア台湾の台北線は、「台湾桃園国際空港」を使用しています。

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