クーデター発生のニジェール、在留邦人も仏軍機A330で避難開始

クーデター発生のニジェール、在留邦人も仏軍機A330で避難開始

ニュース画像 1枚目:避難便に使用されているフランス航空宇宙軍のエアバスA330-200MRTT
© Ministère des Armées
避難便に使用されているフランス航空宇宙軍のエアバスA330-200MRTT

西アフリカのニジェールで2023年7月26日に発生したクーデターによる国境封鎖のため、フランス航空宇宙軍は8月1日から自国民の避難便を運航しています。

フランスの旧宗主国であるニジェールには、多くのフランス国民が滞在。フランス国防省は自国民以外にも避難を希望する、ヨーロッパ諸国や他国民の同乗も認めています。松野官房長官は2日の会見で、現地に滞在していた邦人2名と外国籍の家族1名が、この避難便でパリへ移動したことを明らかにしています。

フランス国防省やflightradar24によると、避難便には2機のエアバスA330-200MRTT空中給油・輸送機「機体記号:F-UJCH・F-UJCJ」と、フランス空軍カラーのA330-200「F-UJCU」を使用。ニジェールの首都ニアメにあるディオリ・アマニ国際空港と、フランス・パリ シャルル・ド・ゴール国際空港との間で、運航が続いています。

【関連記事:ウクライナ・ゼレンスキー大統領搭乗の仏空軍A330、広島と関空へ飛来 2種の塗装なにが違う!?

7月26日には、クーデター発生直後にニアメに駐機していた隣国ナイジェリアのマックス・エア ボーイング747-400型機「5N-ADM」が、出発できない状態となっていました。

【関連記事:マックス・エア 747-400、クーデター中のニジェールで一時留め置きも運航継続中

この記事に関連するニュース
メニューを開く