西アフリカのニジェールで2023年7月26日に発生したクーデターによる国境封鎖のため、フランス航空宇宙軍は8月1日から自国民の避難便を運航しています。
フランスの旧宗主国であるニジェールには、多くのフランス国民が滞在。フランス国防省は自国民以外にも避難を希望する、ヨーロッパ諸国や他国民の同乗も認めています。松野官房長官は2日の会見で、現地に滞在していた邦人2名と外国籍の家族1名が、この避難便でパリへ移動したことを明らかにしています。
フランス国防省やflightradar24によると、避難便には2機のエアバスA330-200MRTT空中給油・輸送機「機体記号:F-UJCH・F-UJCJ」と、フランス空軍カラーのA330-200「F-UJCU」を使用。ニジェールの首都ニアメにあるディオリ・アマニ国際空港と、フランス・パリ シャルル・ド・ゴール国際空港との間で、運航が続いています。
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7月26日には、クーデター発生直後にニアメに駐機していた隣国ナイジェリアのマックス・エア ボーイング747-400型機「5N-ADM」が、出発できない状態となっていました。
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Le premier avion, un Airbus A330 de l’@armeedelair s’est posé à l’aéroport international de Diori Hamadi à 14h (heure locale). Il a été rejoint une heure plus tard par un Airbus A330 MRTT. Un troisième avion de transport non armé est en route vers #Niamey. 3/11 pic.twitter.com/EzuXBQ2bZe
— Ministère des Armées (@Armees_Gouv) August 1, 2023