熊本空港(愛称:阿蘇くまもと空港)の魅力をお伝えする最終・第4弾の今回は、航空ファンにとって最も気になる場所のひとつ「展望デッキ」を徹底ガイドします!
【第1弾の記事:【熊本空港 徹底ガイド1】国内でも珍しい “最先端”な阿蘇くまもと空港ターミナル】
【第2弾の記事: 【熊本空港 徹底ガイド2】アクセス鉄道建設決定!空港からどう行く?現状と未来を解説】
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展望デッキはターミナルビル4階の最上階にあります。1、3階からエレベーターまたは階段で行くことができます。4階の展望デッキへ向かうガラス張りの通路からは、3階搭乗待合エリアを見渡すことも可能。その先へ進むと、いよいよ屋外の展望デッキへ出ます。
一見、よくある普通の展望デッキのようにも見えますが、1か所、滑走路に向かって奥行きのある場所が。ここは機内へ乗り込む4番ゲートの通路上部、通常は立ち入ることができないエリアがフェンスで囲まれています。これこそ、最大の見どころ「花道型 展望デッキ」です。滑走路側へせり出しているため、飛行機をより近くから眺めることができます。飲料の自動販売機や、アイスクリームの自動販売機も設置されており、水分や甘味補給には困りません。
滑走路に向かって左手には国内線の搭乗ゲートが、右手には国際線搭乗ゲートがあるため、熊本空港に飛来する民間機のほとんどを間近に眺めることができます。
目の前に広がる滑走路は、3,000mあり大型の飛行機も発着が可能。展望デッキに向かって左側がRWY07エンド、右側がRWY25エンド、いずれの方向からでも迫力ある離発着を見学できます。取材時、RWY07側からの離陸では、飛行機の背景に阿蘇の山々が映り込んだ写真を撮影することができました。
熊本空港では、定期便やチャーター便で飛来する民間機のほか、パイロットを養成する大学の訓練機や、企業、個人所有の小型機、隣接する陸上自衛隊・高遊原分屯地の西部方面航空隊などに所属する飛行機・ヘリコプターを見ることができます。さまざまな航空機が、一堂に会する熊本空港。魅力たっぷりの「花道型 展望デッキ」を目当てに訪れてみてはいかがでしょうか。