羽田路線に新たに投入されたエバー航空の最新鋭787-10や、モンゴルから虎の子エンブラエルで松山空港へのチャーター便を運航したフンヌ・エアーが飛来し、話題となった1週間でした。函館空港へ初めて飛来した“白い”鬼滅の刃じぇっとなど、直近の2023年8月18日〜24日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
8月19日・関西国際空港
スターフライヤー エアバスA320-200型機 「機体記号:JA06MC」
7月4日に真っ白な状態で整備先のフィリピン・マニラから北九州へ戻った同機。しばらく動きがありませんでしたが、8月3日と19日に試験飛行を実施。19日には関西国際空港に飛来しました。1時間ほどの滞在で北九州へ向けて出発しました。
8月19日・羽田空港
カタール・エグゼクティブ ガルフストリームG650ER型機 「機体記号:A7-CGC」
同社は、カタール航空の個人・政府関係者向けにプライベートジェットを運航する部門。19日にオマーン・マスカットから飛来。21日にパリへ向けて出発しました。
8月22日、23日・羽田空港
エバー航空 ボーイング787-10型機 「機体記号:B-17812・B-17811」
エアバスA330-300型機に代わり、羽田/台北(松山)便に787-10の投入が開始されました。スターアライアンス塗装機と通常塗装の2機が松山空港ベースとなり、当面はこの2機が羽田線を担当するものとみられます。当初、9月22日までの予定でしたが、その後延長され、夏ダイヤ中10月28日までの投入が計画されています。
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8月22日・函館空港
全日空(ANA) ボーイング777-200ER型機 「機体記号:JA745A」
特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」が函館空港へ初飛来しました。2022年10月の就航以来、函館線への投入がありませんでした。函館山の展望台をバックに、素敵な夜景写真を撮影して頂きました!
8月23日・松山空港
フンヌ・エアー エンブラエルE190型機 「機体記号:JU-8811」
モンゴルからチャーター便でエンブラエルが松山空港に飛来しました。同社は以前、A319で日本各地へチャーター便を運航していましたが、現在はこの1機と、ATR42の1機のみを所有しています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?