アメリカ空軍は2023年10月13日、無人偵察機MQ-9リーパーの配備初号機が嘉手納基地(沖縄県)に到着したことを発表しました。
アメリカ空軍は2022年11月から、中国の動きが活発な東シナ海を中心に、海域の艦艇・船舶の所在把握など、警戒監視態勢を強化するため、無人偵察機MQ-9リーパー8機を海上自衛隊・鹿屋航空基地(鹿児島県)へ暫定的に配備していました。当初の予定通り一時展開から約1年となり、日米同盟と自由で開かれたインド太平洋を維持するための地域情報・監視・偵察能力の強化に向け、戦略的な重要拠点である嘉手納基地に移転。複数機を配備するとし、詳細な機数は明らかにされていません。
初号機の嘉手納基地への着陸操作は、アメリカ・ネバダ州クリーチ空軍基地から派遣された第319遠征偵察飛行隊によって、低空進入練習の後、行われました。