アラスカ航空、退役済10機のA321neo アメリカン航空へ売却

アラスカ航空、退役済10機のA321neo アメリカン航空へ売却

ニュース画像 1枚目:ロサンゼルス国際空港 2022年12月3日撮影 N930VA エアバスA321-253N アラスカ航空
© FlyTeam Bluewingさん
ロサンゼルス国際空港 2022年12月3日撮影 N930VA エアバスA321-253N アラスカ航空

アラスカ航空は、2023年9月30日に全10機が退役したエアバスA321neo型機について、全機をアメリカン航空へ売却することを明らかにしました。売却は、2023年第4四半期に行われるとしています。

アラスカ航空は、2016年にヴァージン・アメリカを買収しました。これにより、ボーイング機のみを運航していたアラスカ航空に、A319やA320のエアバス機が加入。ヴァージン・アメリカが発注していた10機のA321neoは、買収後の2017年から導入が開始されました。しかし、アラスカ航空はボーイング機への保有機統一を掲げ、コロナ禍にはA319とA320が退役、A321neoも今年9月に約5年半ほどの活躍で運航を終了していました。

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A321neoを購入するアメリカン航空は、すでにA321neoを70機保有しており、アラスカ航空が運航していた10機を加えて計80機を運航することになります。また、在来型のA321-200を218機、A319 133機、A320 48機を保有しており、単通路のエアバス機を計479機運航します。

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