防衛省・九州防衛局は、2023年11月14日(火)に海上自衛隊・鹿屋航空基地(鹿児島県)から、アメリカ空軍の無人偵察機MQ-9リーパーが撤収予定であることを発表しました。天候や作業状況によって変更する可能性もあるとしながらも、人員や関連する機材も含めて撤収することを、鹿屋航空基地が所在する鹿屋市へ通知しています。
アメリカ空軍は2022年11月から無人偵察機MQ-9リーパー8機を、東シナ海を中心に警戒監視態勢を強化するため、鹿屋航空基地へ暫定配備。1年間の一時展開を終え、今年10月から嘉手納基地(沖縄県)への移転を進めていました。これにより、全8機が拠点を嘉手納基地へ移し、地域情報・監視・偵察能力の強化を図ります。