全日本空輸(ANA)は2023年11月21日、冷凍宅配食品大手の「ナッシュ」と大阪/北海道間で新たな航空輸送ネットワークを構築したことを発表しました。
「ナッシュ」は、大阪に製造工場と物流センターを設けています。今回の取り組みは、北海道向けに長距離区間を保冷コンテナでの航空輸送を行うことで、一貫した温度管理で品質が保たれる配送を実現するもの。物流の「2024年問題」も見据え、トラックやフェリー輸送ではなくANAの旅客定期便を使用した長距離輸送を行うことで、安定的な輸送体制を構築します。
業務・経路の効率化により、最大2日間の輸送時間が短縮されコスト削減にもつながることで、北海道地域への送料が2,145円から1,705円に値下げされます。