フライカンウォン、機体返却で保有機ゼロに 会社再生を目指す

フライカンウォン、機体返却で保有機ゼロに 会社再生を目指す

ニュース画像 1枚目:成田国際空港 2023年4月23日撮影 HL8518 ボーイング737-8AL フライカンウォン
© FlyTeam saoya_saodakeさん
成田国際空港 2023年4月23日撮影 HL8518 ボーイング737-8AL フライカンウォン

2023年5月に全便の運航を停止した韓国のフライカンウォン(フライ江原)は、11月20日にボーイング737-800型機「機体記号:HL8518」をリース会社へ返却し、保有機がなくなりました。同社は会社再生を目指し、売却先を模索しています。

同社は、保有していたもう1機のエアバスA330-200型機「HL8512」の運用制限により国内線へ注力するため、5月3日から週4便で運航していた成田/襄陽(ヤンヤン)線を一時運休。7月1日からの成田線再開を予定していましたが、経営状態の悪化に伴い国内線も5月19日で運航を停止していました。A330-200「HL8512」も、9月にリース会社へ返却されています。

同社は2019年から、襄陽国際空港を拠点に運航を開始。国内線として済州線のほか、台北(桃園)、クラークなどの国際線を運航していました。2022年10月からは、待望の成田線に就航したばかりでした。

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