長距離路線開拓か、トルクメニスタン航空777-300ER導入!元キャセイ機

長距離路線開拓か、トルクメニスタン航空777-300ER導入!元キャセイ機

ニュース画像 1枚目:トルクメニスタン航空が受領したボーイング777-300ER型機
© Turkmenistan Airlines
トルクメニスタン航空が受領したボーイング777-300ER型機

中央アジアのトルクメニスタン航空は、2023年12月4日にボーイング777-300ER型機「機体記号:EZ-A781」を受領したことを発表しました。客室仕様は、ビジネスクラス40席、プレミアムエコノミークラス32席、エコノミークラス296席の計368席です。

トルクメニスタンは、大統領が主導する民間航空開発プログラムを実施中で、近代化された空港の建設やトルクメニスタン航空の保有機数拡大を進めています。今回の導入では、他にもう1機の777-300ER「EZ-A782」が導入予定で、長距離国際線の運航を計画中としています。導入される2機は、いずれもキャセイパシフィック航空で運航されていた機齢約11年の機体。2022年頃に退役後、しばらく保管されていました。

トルクメニスタン航空は、これまでチャーター便や政府専用機として日本の空港へ飛来した実績があります。2019年には、羽田空港とトルクメニスタンの首都アシガバート空港とを結ぶ、一般利用が可能なチャーター便が運航され話題となりました。同社が保有する長距離運航可能な機体は、日本へも飛来したボーイング777-200LR型4機のみでした。今後、日本への777-300ERによるチャーター便の運航が期待されます。

ニュース画像 1枚目:羽田空港 2021年7月22日撮影 EZ-A780 ボーイング777-200/LR トルクメニスタン航空
© FlyTeam 多摩川崎2Kさん
羽田空港 2021年7月22日撮影 EZ-A780 ボーイング777-200/LR トルクメニスタン航空
メニューを開く