キャセイパシフィック航空は、貨物部門「キャセイ・カーゴ」向けの新型貨物機として、エアバスA350F型機を発注したことを2023年12月8日に発表しました。「キャセイ・カーゴ」にとって初のエアバス貨物機発注です。
機数は確定発注が6機、オプションが20機。この発注により、キャセイグループ全体での新型機の発注数は77機となります。「キャセイ・カーゴ」は現在、4機のボーイング747-400F型機及び14機の747-8F型機を運用中。今後、機齢を重ねている747-400Fから順次、A350Fに置き換えるものとみられます。
A350Fは2026年の就航を目指し、現在開発中。これまでエールフランス・KLMグループ、シンガポール航空、エティハド航空などが発注しています。