中国東方航空、量産3号機目「C919」受領!国内線へ投入

中国東方航空、量産3号機目「C919」受領!国内線へ投入

ニュース画像 1枚目:中国東方航空が受領した3機目のC919型機「機体記号:B-919D」
© 中国東方航空
中国東方航空が受領した3機目のC919型機「機体記号:B-919D」

中国東方航空は、中国商用飛機(COMAC)が開発・製造するC919型機の量産3号機目「機体記号:B-919D」を2023年12月11日に受領しました。同社は、9月28日にC919の発注を100機追加しており、最初に発注した5機は2024年までに順次納入。追加分の100機は、2024年に5機、2025年から2027年まで毎年10機、2028年から2030年まで毎年15機、2028年から2030年まで毎年20機ずつ納入される計画です。

C919は、5月28日に量産初号機「B-919A」が営業運航を開始。7月16日に受領した量産2号機「B-919C」と共に、中国国内線である上海(虹橋)/成都(天府)線を中心に投入されています。3号機「B-919D」も同様に、中国国内線へ就航させる計画です。客室仕様は3機とも同じで、ビジネスクラス8席、エコノミークラス156席の計164席です。

同機の開発は、2007年にエアバスA320ファミリーとボーイング737ファミリーに対抗する機種として計画がスタート。2015年11月にロールアウトし、初飛行は2017年5月5日でした。その後、2022年9月に中国民用航空局から型式証明を取得し、2023年5月から営業運航を開始しています。COMACでは、CRJ型などをベースとしたARJ21型機を量産しているほか、中国とロシアが共同開発中の787などをベースとした、CR929長距離ワイドボディ型の開発を進めるなど、航空機の開発・製造を続けています。

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