会話やCM放映もできます! 熊本空港、警備・清掃ロボットの実証実験開始

会話やCM放映もできます! 熊本空港、警備・清掃ロボットの実証実験開始

ニュース画像 1枚目:熊本空港にて実証実験中の複合型サービスロボット「Toritoss」
© 阿蘇くまもと空港
熊本空港にて実証実験中の複合型サービスロボット「Toritoss」

熊本空港は、複合型サービスロボット「Toritoss」を活用する実証実験を開始しました。2024年1月31日(水)まで、ロボットがターミナルビル内で警備・清掃補助・販促活動を行い、ロボットを活用することによる効果を検証しています。

実証実験の目的は、ロボットの警備・清掃機能が人手の部分的補助の役割を果たすかなど、安全な自律運用が可能かを検証します。また、ロボットに取り付けられたデジタルサイネージ(看板)の効果の検証も行われます。ロボットは「ご利用ありがとうございます。ごゆっくりお過ごしください」などと話したり、サイネージ部分で企業CM流したりしながら、空港内を警備・清掃します。

ニュース画像 1枚目:熊本空港にて実証実験中の複合型サービスロボット「Toritoss」
© 阿蘇くまもと空港
熊本空港にて実証実験中の複合型サービスロボット「Toritoss」

ターミナル営業時間中は主に巡回・立哨警備や宣伝、通路清掃を、営業時間外は共用部床全面の清掃及び夜間巡回を実施。ロボットには全方位カメラ、定点カメラが取り付けられており、これらを通して安全確保を行っています。

熊本空港は今回の実験を踏まえ、少子高齢化の進展などにより警備員・清掃員の人手不足対策として、将来の空港運営におけるロボット導入の可能性を検討していくとしています。

期日: 2024/01/31まで
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