いよいよ2024年1月24日(水)より羽田/ニューヨーク(JFK)線で運航を開始する、日本航空(JAL)のエアバスA350-1000型機。その1号機であるA350-1000「機体記号：JA01WJ」の内部が、メディア関係者に公開されました。
国際線の新たなフラッグシップ機となるA350-1000は、JALの意気込みが感じられるキャビン(客室)に仕上がっていました。計239席のうち、たった6席のファーストクラスは、“もうホテルです！”の一言。JALでは初となる扉付きの個室になったファーストクラスの内部をご紹介します。
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通常、機内の天井に取り付けられている手荷物収納棚は、ファーストクラスのエリアには設置されず、とても開放的な空間となっています。プライベート空間を作るパーティションは“和”のおもむきを感じる、高さ157cmのスリットドアで、鏡付きのワードローブの役割も。
シートはダイヤモンドステッチの大型ソファーで、その幅は最大123cm。「えぇ、二人用？」と勘違いしてしまいそうな空間です。フルフラットにした状態では全長203cmのベッドに変身します。さまざまな角度に調整できるシートは、“ダブルベット”、“シングルベットとシート”、“ソファ”といった思うがままのスタイルに調整可能です。体圧分散構造のクッションで、長時間でも疲れない作りとのこと。また、シートには世界初のヘッドレスト内蔵スピーカーを搭載し、ヘッドフォンを必要としません。備え付けのモニターは4Kの43インチで、備え付けのタブレットで操作を行います。ファーストクラスでは、タブレットより機内食や飲み物などの注文も可能。ミニバーも完備しています。ファーストクラスは、まさしく“ホテルそのもの”です。
以下、公開されたファーストクラスの機内食、アメニティー、リラクシングウェアをご紹介します。
以上、新たに登場する完全個室に変貌したファーストクラスをご紹介しました。
運航開始は1月24日(水)。当初は、初号機「JA01WJ」1機のみで運用されるため、昼便JL006/005便へ隔日で投入。14日に到着した2号機「JA02WJ」も準備が整い次第、羽田/ニューヨーク(JFK)線へ投入され、すべての曜日がA350-1000での運航になります。
■ 日本航空(JAL) 東京(羽田)/ニューヨーク(JFK) 時刻表
JL006便 東京(羽田) 11:05 / ニューヨーク(JFK) 10:00 (毎日) ＊隔日A350-1000
JL004便 東京(羽田) 19:45 / ニューヨーク(JFK) 18:40 (毎日)
JL003便 ニューヨーク(JFK) 00:35 / 東京(羽田) 05:10[翌日] (毎日)
JL005便 ニューヨーク(JFK) 12:40 / 東京(羽田) 17:15[翌日] (毎日) ＊隔日A350-1000
国際線の“新フラッグシップ”A350-1000の機内仕様は、ファーストクラス6席(1-1-1)、ビジネスクラス54席(1-2-1)、プレミアムエコノミークラス24席(2-4-2)、エコノミークラス155席(3-3-3)、計239席です。次回は、ビジネスクラスをご紹介します！
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