1月24日(水)より羽田/ニューヨーク(JFK)線で運航を開始する日本航空(JAL)のエアバスA350-1000型機。新たな国際線フラッグシップのビジネスクラスにも扉がついた個室空間が登場します。JALのA350-1000 初号機「機体記号：JA01WJ」のビジネスクラスキャビンをレポートします。
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A350-1000の座席は、ファーストクラス6席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席の計239席です。1-2-1のアブレスト(席の配置)で54席のビジネスクラスが、機内の半分以上のスペースを占めています。
高さ132cmの扉を設置した同社初の個室タイプのビジネスクラスです。席に座り扉を閉じると、自分だけの“大人の秘密基地”的な空間が広がり、長時間のフライトが楽しみに変わりそうです。上から覗き込まない限りは、しっかりとプライベート空間が確保されています。頭上の手荷物収納棚は窓側にのみ設置され、中央部分には設けられていないため、機内にいることを感じさせない開放感が広がります。中央列の2席間には、電動パーティションが設けられています。パーティションを開放すれば“ふたりのプライベート空間”に変わります。
座席はファーストクラスと同様に、世界初のヘッドレストにスピーカーが内蔵されたフルフラットシートを採用。座席幅は56cmでシートピッチは約130cmです。座っても横になっても、ヘッドフォン無しで機内エンターテイメントが楽しめます。ベッドモードでは、現行のJAL SKY SUITよりも10cm長い約198cmのスペースに。個室内には24インチのタッチパネル式の4Kモニターを設置、あわせてノイズキャンセリング機能のヘッドフォンも用意されています。足元に手荷物収納スペース、ワードローブも設けられています。
アメニティとして、歯磨きセット、耳栓、アイマスクなどが入った「ヘラルボニー」の契約作家によるアメニティポーチが用意されます。さらにA350-1000のビジネスクラスではプライベート空間が確保されたことから、リラクシングウエアが用意されます。
以上、新たに登場するJAL A350-1000のビジネスクラスを紹介しました。
次回は、A350-1000の全239席のうち、もっと多くの人が利用するプレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス155席を紹介します。
