アメリカン航空は、アメリカ運輸省(DOT)からの暫定承認を受け、今後数か月以内に羽田/ニューヨーク(JFK)線を開設する予定であることを発表しました。これは、デルタ航空が羽田/ポートランド線の就航を断念、発着枠を返上したことを受け、2023年10月にアメリカン航空が路線開設を申請していたものです。
アメリカン航空は、DOTからの暫定承認を歓迎するとし、今回の申請をサポートした日本航空(JAL)にも感謝を述べています。
同路線の運航を毎日1便で計画。現在、羽田/ロサンゼルス線を毎日2便、羽田/ダラス線を毎日1便運航しており、ニューヨーク線が加わることで同社の羽田発着路線はデイリー4便に拡充されます。また、羽田からJFKへの直行便は、現在JALと全日本空輸(ANA)の日系2社のみが運航。今回の路線開設が実現すれば、アメリカン航空は同路線に就航する唯一の米系航空会社になります。アメリカン航空は、JALのニューヨーク線を補完し、顧客に多くのオプションと便利なフライトスケジュールを提供するとしています。