アシアナ航空"韓国最後"の747-400旅客型、ついに退役 最後は台北/ソウル線

アシアナ航空"韓国最後"の747-400旅客型、ついに退役 最後は台北/ソウル線

ニュース画像 1枚目:アシアナ航空ボーイング747-400 最終便
© アシアナ航空 公式X(旧Twitter)
アシアナ航空ボーイング747-400 最終便

アシアナ航空最後のボーイング747-400型機「機体番号:HL7428」が、2024年3月25日(月)をもって退役しました。最終便は台北(桃園)発ソウル(仁川)行のOZ712便で、仁川には16時36分に到着。かつて同型機を保有していた大韓航空も含め、韓国の747-400旅客型はこれで全機退役です。

アシアナ航空の747-400は、成田空港や新千歳空港などに定期便として飛来しており、日本でもお馴染みの機材。最後に投入された日本路線は新千歳/ソウル(仁川)線で、新千歳空港への最終飛来日は2月29日でした。3月以降、退役までは台北(桃園)/ソウル(仁川)線に投入されていました。

ニュース画像 1枚目:新千歳空港 2024年2月28日撮影 HL7428 ボーイング747-48E アシアナ航空
© FlyTeam オポッサムさん
新千歳空港 2024年2月28日撮影 HL7428 ボーイング747-48E アシアナ航空

747-8型機を導入した大韓航空と異なり、アシアナ航空の747シリーズは747-400が最後の機材に。1991年以来、四半世紀以上続いた同社の旅客型「ジャンボジェット」の歴史はこれで幕を閉じます。

ニュース画像 2枚目:成田国際空港 2004年12月2日撮影 HL7428 ボーイング747-48E アシアナ航空
© FlyTeam Hariboさん
成田国際空港 2004年12月2日撮影 HL7428 ボーイング747-48E アシアナ航空

なお、同社の大型機である747-400の貨物専用機および超大型旅客機・エアバスA380-800型機については引き続き運航中。このうちA380については、2024年3月現在成田/ソウル(仁川)線に投入されています。

■アシアナ航空 東京(成田)/ソウル(仁川) 時刻表 A380投入便(3/30まで)
OZ101便 東京(成田) 13:20 / ソウル(仁川) 15:55(月・火・木・土)
OZ102便 ソウル(仁川) 09:00 / 東京(成田) 11:20(月・火・木・土)

ニュース画像 3枚目:成田国際空港 2024年3月9日撮影 HL7625 エアバスA380-841 アシアナ航空
© FlyTeam 円周率さん
成田国際空港 2024年3月9日撮影 HL7625 エアバスA380-841 アシアナ航空
メニューを開く