JALも出資する超音速旅客機「オーバーチュア」、実証機「XB-1」の初飛行に成功

JALも出資する超音速旅客機「オーバーチュア」、実証機「XB-1」の初飛行に成功

ニュース画像 1枚目:超音速旅客機を開発するBoom、実証機「XB-1」の初飛行に成功
© Boom Supersonic.
超音速旅客機を開発するBoom、実証機「XB-1」の初飛行に成功

アメリカのベンチャー企業「ブーム・スーパーソニック(Boom Supersonic)」は2024年3月22日、開発中の超音速旅客機「オーバーチュア」の技術実証機「XB-1」の初飛行に成功しました。

初飛行はアメリカ・カリフォルニア州のモハーヴェ空港で実施され、最大高度7,120フィート(約2,170m)・最高時速273マイル(約439km)で約12分間飛行しました。新型機の性能評価に焦点を当て、緊急時の安全対策として着陸装置を下ろした状態で行われました。

この「XB-1」の初飛行は、商用超音速旅客機「オーバーチュア」への製造に向けた重要なマイルストーンと位置付けられています。「オーバーチュア」は定員64〜80名で、マッハ1.7で飛行する機体を目指してします。すでに日本航空(JAL)が1,000万ドル出資しているほか、ユナイテッド航空やアメリカン航空も発注を決めています。

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