ルフトハンザの整備会社、マルタでの787重整備初号機がドックアウト

ルフトハンザの整備会社、マルタでの787重整備初号機がドックアウト

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザ・テクニック・マルタにて重整備が完了したLOTポーランド航空機
© Lufthansa Technik
ルフトハンザ・テクニック・マルタにて重整備が完了したLOTポーランド航空機

ルフトハンザグループの整備部門「ルフトハンザ・テクニック・マルタ」は、2024年4月25日に初めてとなるボーイング787型機の重整備(数年おきに行うC整備)が完了し、ドックアウトしたことを発表しました。同社はイタリア・シチリア島南にある島国マルタにある整備専門会社で、ルフトハンザ・テクニックグループが世界に展開する重整備施設の1つ。マルタを拠点とするマルタ航空との合弁会社です。これまで、エアバスA320型機、A320neo、A330、A340、A350への重整備を提供していましたが、昨年末からここに787の重整備能力が追加されました。

787の重整備1機目は、成田空港にも乗り入れるLOTポーランド航空のボーイング787-9型機「機体記号:SP-LSC」、ポーランド独立を祝う特別塗装機「Proud of Poland's Independence」でした。

ニュース画像 1枚目:787初回重整備完了を祝う式典の様子
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787初回重整備完了を祝う式典の様子

ルフトハンザ・テクニックは、グループ会社に「ルフトハンザ・テクニック・マルタ」をはじめ、ルフトハンザドイツ航空のエアバスA380-800型機復帰整備を行った「ルフトハンザ・テクニック・フィリピン」など、数多くの重整備施設や航空機部品関連会社を有しています。ルフトハンザドイツ航空やオーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズなどのグループ会社以外でも、今回のようにLOTポーランド航空や日系航空会社などからの重整備を受託しています。

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