日本航空とアメリカン航空は2011年4月1日から、太平洋路線で共同事業を開始する。3月27日からはじまる夏期スケジュールで、両社の日米間合計10路線とアジア/アメリカ間の事業が対象となる。
スケジュールで両社の乗り継ぎが良くなるほか、JALが利用するシカゴのターミナルを変更して物理的な移動も改善する。また、運賃では「JAL/AAエコノミースペシャル運賃」など、往路はJAL、復路はアメリカンと往復で異なる航空会社を利用するなど、顧客の利便性にあわせた旅程を組みやすくなる。
マイレージでは積算、特典航空券への交換が相互にできるほか、共同事業の対象路線でのマイレージ・プログラムの内容の改善もすすめる。今後は、共同プロモーションを展開する計画だ。