ワンワールド、乗継ぎサービスを拡充-8月末には東京などでも展開

ワンワールド、乗継ぎサービスを拡充-8月末には東京などでも展開

ワンワールドは加盟会社間でスムーズに乗継ぎができる主要空港でのサービスを2011年6月末にも拡大する。このサービスは特に運航便の遅延をはじめ、乗継ぎ便に予定通り乗継げない場合でも最も速い移動を提供するためのサービス。各空港のワンワールド加盟会社のスタッフが乗継ぎ便を的確に手配し、旅客が空港に到着した際に乗継ぎ便の搭乗券を用意して案内する。

このサービスは2010年6月にシカゴ・オヘア空港でワンワールドとして初めてのトランスファー・サポートセンターを開設、同年9月にロンドン・ヒースロー、マイアミ、ニューヨークJFK、10月にはマドリッドでも同様のサービスを展開。現在はアメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空の3社で実施しており、大西洋共同事業の色合いが強い。

2011年6月12日の週にはシカゴで日本航空(JAL)、ロイヤル・ヨルダン航空もこのサービスに加わる。さらに6月末にはマイアミでラン航空(LAN)、ニューヨークJFKではキャセイパシフィック航空、フィンランド航空、JAL、LAN、カンタス航空、ロイヤルヨルダンが加わる。

8月末にはアジア太平洋地域でも同様のサービスを開始。シドニーではカンタスがブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック、JAL、LANとの間でサービスをはじめ、香港、東京でも同様のサービスを準備している。

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