アグスタウェストランド、静岡エアコミュータからGrandNew受注を発表

アグスタウェストランド、静岡エアコミュータからGrandNew受注を発表

ニュース画像 1枚目:A109SP ドクターヘリ仕様
© AgustaWestland
A109SP ドクターヘリ仕様

静岡エアコミュータは2015年3月4日、アメリカで開催されているヘリ・エキスポで富山県のドクターヘリ向けにGrandNew(AW109SP)を契約しました。アグスタウェストランドと海外物産が発表しました。この機材は2015年夏に導入される見込みです。

日本で展開されている救急医療隊(EMS)のドクターヘリプログラムとして導入される機体で、静岡エアコミュータと鹿児島国際航空による共同事業体が富山県でのドクターヘリを受注しています。富山県の発表では2015年6月から7月ごろに訓練を開始し、8月から運航を開始する計画です。

発注したGrandNewは、医師と看護師など客室席数5席とEMSの各種設備を備えています。さらに、雪深い富山で運航することから、スキー、氷検出器、赤外線カメラを利用したエンハンスド・ビジョン・システム(EVS)を装備します。

なお、GrandNewは鹿児島国際航空が鹿児島県、函館を拠点とする道南ドクターヘリとして運用しています。

メニューを開く