海保、12月11日に国内最後のベル212「JA9930」でラストフライト

海保、12月11日に国内最後のベル212「JA9930」でラストフライト

ニュース画像 1枚目:日本最後のベル212「JA9930」の「しおかぜ」
© 第二管区海上保安本部
日本最後のベル212「JA9930」の「しおかぜ」

第二管区海上保安本部は2015年12月11日(金)、日本最後のベル212、「JA9930」のラストフライトを宮城県で実施すると発表しました。

同日退役するのは、巡視船「ざおう(PLH-05)」に搭載されている機体番号(レジ)「JA9930」、MH930「しおかぜ」です。ベル212は1973年から海上保安庁に38機導入されたほか、日本の民間の航空会社で10機導入されています。海上保安庁では、2枚羽根のために主に巡視船搭載機として海難救助の現場で活躍しましたが、シコルスキーS-76などへの置き換えが進み、12月11日(金)の救難パトロールをもって全機退役となります。

12月11日(金)のラストフライトは、10時に仙台航空基地を出発し、10時15分頃に塩釜港上空を通過、10時30分頃に石巻の保安署庁舎上空を通過し、宮城県沿岸を抜けて12時に仙台航空基地へ帰着する予定です。なお、天候等の状況により経路を変更する場合もあります。

期日: 2015/12/11
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