美保基地、陸自CH-47配備で格納庫など建設へ 2016年に工事発注を予定

美保基地、陸自CH-47配備で格納庫など建設へ 2016年に工事発注を予定

防衛省中国四国防衛局は2016年4月1日(金)、2016年度に発注予定の工事について発表しました。この中で、航空自衛隊美保基地に配備される予定の陸上自衛隊のCH-47JAヘリコプターに関する格納庫の建設工事について、2016年度内に発注予定であることを明らかにしています。

この計画は、陸上自衛隊中部方面隊の空中機動力を強化するため、2018年度までに美保基地に陸上自衛隊のCH-47JAヘリコプターを配備するものです。現在の美保基地に陸上自衛隊が駐屯する航空施設は設置されていないことから、陸上自衛隊向けの格納庫や駐機場、宿舎などが新設されます。また、美保飛行場内の誘導路の切替工事なども実施されます。

中国四国防衛局は2015年に新設する設備の設計について公募を行い、空港施設などの設計を手掛ける梓設計がこれを受注しました。梓設計は2015年度内の履行に向け設計を行い、防衛省は格納庫本体や周辺設備の工事に1年6カ月の期間を見積もり2016年度内に工事を発注する予定です。

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