アメリカン航空とTSA、シカゴ・オヘア空港に自動保安検査レーンを導入

アメリカン航空とTSA、シカゴ・オヘア空港に自動保安検査レーンを導入

ニュース画像 1枚目:検査レーンの全景
© American Airlines
検査レーンの全景

アメリカン航空と米運輸保安局(TSA)は現地時間2016年11月14日(月)、シカゴ・オヘア国際空港の第3ターミナルに自動保安検査レーンを2列導入したと発表しました。

この検査レーンは、セキュリティの有効性を向上する技術と強化された検査システムにより、旅行者が検査に費やす時間を約30%短縮します。アメリカン航空が資金提供・開発されたもので、シカゴ・オヘア国際空港で初めて導入されました。

新しい自動保安検査レーンでは、手荷物をX線検査装置に送り込み、検査完了後は自動でトレーに戻る機能や、追加で検査を必要とする手荷物があった場合は、別の場所に送られ、後続のトレーは中断することなく検査が受けられるようになっています。

また、各トレーには独自の無線ICが取り付けられ、検査システムを通過するアイテムの追跡能力が強化されるほか、手荷物の外見をカメラで撮影し、その画像が内容物のX線画像とリンクされるようになります。

2017年初頭には、ダラス・フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク・JFKの各空港にも自動保安検査レーンを追加導入する予定です。

詳しくは、アメリカン航空のウェブサイトを参照ください。

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