日本エアコミューター、ATR 42-600で定期便の運航を開始

日本エアコミューター、ATR 42-600で定期便の運航を開始

ニュース画像 1枚目:JACのATR 42-600
© ATR
JACのATR 42-600

日本エアコミューターは2017年4月26日(水)、ATR 42-600初号機の機体記号(レジ)「JA01JC」での運航を開始しました。初便のJAC3741便は、鹿児島空港を8時50分に出発、およそ40分間のフライトで屋久島に到着しました。初便は満席の48名が搭乗しました。この機体は、鹿児島に戻った後、鹿児島/沖永良部線にも投入されました。

ATRは、日本のナショナルフラッグキャリア、日本航空(JAL)の子会社が新たなATRのオペレーターに加わったことを歓迎、JACによるATRの運航開始により、同社が主要市場と位置づける日本での活動は大きな節目を迎えたとしています。同社は、JACが運航する奄美諸島は国立公園に指定され、2018年にはユネスコ世界自然遺産登録に向け、観光の一層の活性化が期待され、さらには政府が2020年までにめざす訪日外国人数4,000万人に向け、急増する訪日観光客の受入れには地域間の接続性を向上させるATR機が果たす役割は大きいとアピールしています。

日本エアコミューターもJAL Facebookページで就航を紹介、特にATR機で化粧室のおむつ台にこだわったとし、離島を結ぶ生活路線だからこそのこだわりを紹介しています。なお、JACは今後、ATRの導入を進めるほか、2018年度に徳之島/沖永良部/那覇線を開設する計画です。

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