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エア・ヨーロッパ、双発機による同社初の大西洋路線の開設から30年

エア・ヨーロッパは2018年12月、双発機による同社初の大西洋横断路線の開設から30年を迎えました。当時これは航空史における画期的な出来事で、エア・ヨーロッパは「双発機による長距離運航(ETOPS)」を行った初めてのスペインの航空会社となりました。

ETOPSは双発機が海、または砂漠や熱帯雨林など飛行場から離れたエリアを飛行する場合の必要条件を定め、1985年に発効された規定です。この規定により、「緊急着陸時に最寄り空港から60分以内」を超えるルートの飛行が可能となりました。

エア・ヨーロッパは航空技術の最先端を目指し、民間航空局(DGAC)とアメリカ連邦航空局(FAA)が同規定を公示してから3年で認定を受け、1988年11月29日にはマドリード/ニューヨーク間で同社初のETOPSフライトを757-200で運航し、エア・ヨーロッパは、同機材でETOPSフライトを運航した世界初の航空会社の1社となっています。

ETOPS規定により、3基以上のエンジンを搭載した旅客機のみが長距離線を運航できた時代から、民間機の航路が大きく変わりました。それはエア・ヨーロッパにとって大きな転機となり、最も機齢が若く、高効率で現代的な機材を保有する航空会社の1社としての立場を確固たるものとしました。

エア・ヨーロッパは757を1983年3月に導入、最大で16機を保有していました。現在はA330、787が大西洋路線に投入されています。