エアバス・ヘリコプターズは2018年12月21日(金)、フランス南部のイストル空軍基地で、VSR700デモンストレーターの自律飛行に成功したと発表しました。
操縦は、基地内から行い、自律飛行は30分にわたり飛行パターンを実行、自律モードで着陸に成功しました。同機は2017年5月に安全管理を行うパイロットが搭乗した飛行試験を実施しています。
VSR700デモンストレーターは、100海里、およそ185キロメートルを一定の空域で8時間の滞空と航行が可能な軍用無人航空機システムです。ディーゼルエンジンを採用しており、運航整備に必要な人員やリソースが抑えられ、通常のヘリコプターより低コストで運用できます。