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ライアンエア、イギリスのAOC取得 EU合意なし離脱でも対応可

© Ryanair
ライアンエア イメージ

ヨーロッパで最大規模を誇るライアンエアは2019年1月3日(木)、イギリス民間航空局(CAA)からイギリスでの運航許可(AOC)を取得したと公表しました。これにより、イギリスが2019年3月31日(日)に控えるEU離脱後、ライアンエアはこれまで通りイギリス国内線、イギリスとEU域内を結ぶ路線について、必要がある場合には運航が可能になります。

ライアンエアは今回のAOC取得により、イギリスを発着する定期便について、ライアンエアUKとして運航が可能です。このため、イギリスを発着する旅客向けに継続して定期便の運航を通じ、ブレグジット後の混乱を避けることができると説明しています。

イギリスのEU離脱を巡っては、合意なしでの離脱となる可能性が高まっています。ライアンエアは合意の上でのEU離脱を求める立場ですが、合意なしの場合でも2019年に計画する運航スケジュール、あるいはイギリス市場での活動、特に夏休み期間に見込まれる混雑時の混乱の回避策を確保したことになります。