ルフトハンザドイツ航空のカールステン・シュポアCEOは2019年8月21日(水)、ライプツィヒで開催されたドイツの航空会議において、航空交通の重要性と環境保護へのコミットメントを強調しました。
ドイツでは、金額ベースで国際貨物の3分の1は航空輸送が担い、ルフトハンザドイツ航空は、ドイツの輸出力に大きく貢献しています。世界への開発援助や医療の提供は今や航空輸送抜きでは不可能で、これにより多くの地域に経済的安定をもたらしています。
フライトができるだけ環境に優しく運航されるため、ルフトハンザは最大限の努力をしており、サステナビリティでは改めて環境保護へのコミットメントを強化し、最も重要な手段として、機材の更新を進めます。
ルフトハンザ・グループの機材は、2018年に旅客1人を100キロメートル輸送するにあたり3.65リットルの燃料が必要ですが、これは1990年と比較すると約41%を削減しています。新たな機材は、二酸化炭素の排出量をさらに年間で約1.51万トン削減できます。
このほか、ルフトハンザはブランデンブルクやシュレースウィヒホルシュタインで進めている代替燃料の開発研究を支援しており、持続可能な燃料を促進するために航空業界や政界と共同で取り組むことが必要とコメントしています。