防衛省は2020年1月15日(水)から、オーストラリアの森林火災に対する国際緊急援助活動を実施すると発表しました。
オーストラリアの森林火災に対応し、外務大臣臨時代理から防衛省に対して国際緊急援助活動の実施について協議があり、これを受けて防衛大臣臨時代理がオーストラリアでの国際緊急援助活動の実施を命じました。
まず、現地での情報収集や連絡調整のため、オーストラリア現地調整所を設置します。さらに、オーストラリア国際緊急援助空輸隊などを編成し、輸送活動を実施するため、1月15日(水)に小牧基地からC-130H輸送機2機が現地に向けて出発しました。
オーストラリアの森林火災は2019年9月以降、オーストラリア大陸の東海岸で発生し、約5万7000平方キロメートル以上を焼失、火災の煙はニュージーランドまで到達、少なくとも24名が亡くなり、オーストラリア固有の動物など数億匹の命が失われていると言われています。