レオナルドは2020年1月29日(水)、カタールのガルフ・ヘリコプターとAW189Kヘリコプターの契約を締結したと発表しました。納入は2020年後半を予定しており、ガルフ・ヘリコプターがAW189Kのローンチ・カスタマーになります。
AW189KはAW189ヘリコプターの最新型で、エンジンはサフランのAneto-1Kを搭載します。従来の大型機と比べて運用コストが低く、高温環境下での運用に最大限のパフォーマンスを発揮し、オフショアや捜索救難(SAR)、消防、VIP輸送などで活躍します。
ガルフ・ヘリコプターは、20機のAW139と5機のAW189を運用しており、同社はAW189のローンチ・カスタマーです。現在開発中のAW189Kは、350飛行時間を記録しており、厳しい温度条件など幅広い範囲で優れた機能を発揮しています。
AW189は、世界で70機が運用されています。オフショア、SAR、VIP輸送、緊急医療搬送(MEDEVAC)、災害救助、消火活動などで活躍しており、飛行時間は74,000時間以上を記録しています。