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ロールス・ロイス、人口呼吸器の製造コンソーシアムに参加し増産に取組む

© Rolls-Royce
人口呼吸器 イメージ

航空機エンジンなどを製造するロールス・ロイスは2020年4月1日(水)、イギリスでの人工呼吸器の増産に取り組むコンソーシアム「VentilatorChallengeUK」の1社として、さまざまなタイプの呼吸器の生産について検討を進めていると発表しました。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、コンソーシアムは、イギリス政府から正式な要請を受け、既存技術を活用し、英国のサプライチェーンですぐに入手できる素材や部品を組み合わせ、人工呼吸器の生産スピードを上げています。

コンソーシアム内でロールス・ロイスは、既存のサプライチェーンと並行する体制を確立し、イギリスのエンジニアリング企業のGKNが手がける新しい組み立て工場に部品を迅速に供給する役目を担っています。また、既存の供給体制は既存メーカーの供給増加に対応するため、別のサプライチェーンが必要となっていることから、シーメンス・メディカルと連携し、適切な品質と数量が提供できるよう、部品生産に取り組んでいます。

ロールス・ロイスのチームは今後、大幅に増員し24時間稼働に備えています。供給体制が整えば、アクセンチュアと連携して部品の輸送を開始するほか、ソルフルなどの拠点の生産や組み立て能力を精査し、この取り組みへ支援強化ができるかも検討しています。

ロールス・ロイスは引き続き、国民保健サービス(NHS)に対し、追加の人工呼吸器の供給を支援する政府やその他の企業、組織、団体に対し、幅広い支援を提供する方針です。