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インドネシア、MV-22ブロックCオスプレイを8機購入へ

© U.S. Marine Corps photo by Cpl. Nathaniel S. McAllister
MV-22 イメージ

アメリカ国務省は2020年7月6日(月)、インドネシア政府へMV-22ブロックCオスプレイ8機、その関連機器を約20億ドルで契約締結する対外有償軍事援助(FMS)での輸出を承認しました。アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、同日付でアメリカ議会へ承認に必要な書類を提出しました。

ロールスロイスAE 1107Cエンジン24基をはじめ、AN/AAQ-27前方監視赤外線レーダー、AN/AAR-47ミサイル警報システム、AN/APX-117敵味方識別装置、AN/APN-153(V)戦術航法装置などの各種装備も含まれています。

販売にあたり、インドネシアでの人道支援や災害救援能力の強化と、水陸両用作戦を支援し、アメリカ軍との相互運用が促進され、インドネシアでの運用に問題はないと判断しています。さらにオスプレイの売却により、この地域での基本的な軍事バランスが変わることはないと指摘しています。

オスプレイは、MV-22のアメリカ海兵隊、CV-22のアメリカ空軍、MCV-22のアメリカ海軍とアメリカ軍での運用のほか、陸上自衛隊がV-22を導入します。インドネシアは3カ国目の運用となり、このほかインドやイスラエルなども関心があるとされています。