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岩国基地所属MCH-101、7月3日に那覇飛行中に部品落下事案

© 海上自衛隊
MCH-101 イメージ

海上自衛隊岩国航空基地の第111航空隊所属MCH-101ヘリコプターが2021年7月3日(土)、那覇飛行場から離発着した際、機体の部品を一部紛失しました。飛行後の点検時に紛失が確認されました。被害に関する情報はありません。第111航空隊は、6月18日(金)にも那覇発着の飛行でステンレス製のテールローター・ハブ・ドライブ・ピンを紛失しています。

7月3日(土)の事案は、那覇飛行場を離陸し、那覇市上空を飛行して再び基地に戻り、着陸後の飛行後点検で、判明しました。落下した可能性のある部品は、中間ギアボックスカバーのネジで、材質はステンレス製、長さ約15ミリメートル(mm)、直径約6mm、重さはおよそ2.5グラム(g)です。那覇飛行場内を捜索したものの、部品の発見には至っていません。落下原因は調査中です。

この事案を受け、山口県や周辺自治体で構成する山口県基地関係県市町連絡協議会は、岩国基地に原因の早期究明、機器の点検整備や安全点検の徹底、再発防止を要請しました。

岩国航空基地の所属機では2020年から断続的に同様の事案が発生しています。2020年は4月27日(月)にEP-3、10月31日(土)にU-36A、11月23日(月)にMCH-101、2021年に入り3月17日(水)にU-36A、4月15日(木)にOP-3C、6月18日(金)にMCH-101でそれぞれ部品落下の事案が公表されています。特にMCH-101ではこの2年で3件目と整備部隊を含めた体制が心配されます。