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JALグループの北海道エアシステム、ワンワールド特別塗装機を受領

© ATR
北海道エアシステム ワン・ワールド・アライアンス特別塗装機「JA13HC」

日本航空(JAL)グループで、札幌・丘珠空港を拠点に運航する北海道エアシステム(HAC)は2021年9月29日(水)、トゥールーズでATR-42-600型の3機目を受領しました。ワンワールド・アライアンスの特別塗装が施された新造機で、日本に向けたフェリーでトゥールーズを出発しました。このフェリー時には、持続可能な航空燃料(SAF)が使用されています。機体記号(レジ)は「JA13HC」で登録される予定です。

© ATR
ワンワールドのロゴが描かれている初のATR

フェリーでは、日本エアコミューターが拠点を置き、ATRの施設もある鹿児島空港へ向かい、通関などの手続きを行うとみられます。手続き、整備などの後、本拠地の札幌・丘珠空港へ向かうとみられます。この機材の受領で、HACはサーブからATRへの更新する新機材の受領が完了します。更新完了までは、サーブ340Bの退役を残すのみとなります。

© ATR
SAFを搭載するHACのJA13HC

ATRは、日本での機数増加に取り組んでおり、HACのサーブからATRへの更新を含め、これまでに14機を納入しています。日本での成功の理由として燃料効率の良さをあげ、同じ席数規模を搭載するリージョナルジェット機と比べて燃料消費量は最大40%少ないこと、これに伴う二酸化炭素排出量も少ないことを挙げています。今回のフェリーでは、SAFを使用し、さらに環境に優しいフライト実現を目指しています。

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日本へ向かいトゥールーズを離陸するJA13HC